X1 Nano Gen 1 に Omarchy を入れて、設定は Claude Code に丸投げした

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ぬにょす(挨拶)。

普段の開発は Mac mini (M1, 2020) でやってるんですけど。メモリもディスクもパンパンで、AI のセッションを並べるとすぐ息切れします。

[Claude Code]Mac mini (M1, 2020) に無理をさせない方法 | amiiby同時に起動した Claude Code のセッションが、重なってビルドやテストを始め、負荷がかかり過ぎて処理が失敗する問題への対処。宣言させる・空きを見て判断させる、のボツ案と、フック・mod・スキルで機械的に止めて待たせる今の形。amiiby.com

Linux の環境も欲しかったので、Windows 機の VM で Linux を動かしてみたら、これが遅いのなんの(´・_・`)

そんな折、Omarchy というイカした OS があるらしいぞ、と。Ruby on Rails の作者の DHH さんが作っている、Arch Linux と Hyprland の上に全部入りで組んだ OS です。

Omarchy - Beautiful, fun & agentic Linux by DHHThe malleable OS for the age of agents. Vibe your way through every alteration, tweak, and desire.omarchy.org

これは、新しいマシンを買う口実ができたのでは。

小さくて軽いノートPCを探した

いわゆるミニPCも考えたんですが、どうせなら持ち歩ける小さくて軽いノートPCがいいなと調べて、候補は ThinkPad X1 Nano Gen 1 と、ASUS ExpertBook B9450FA に。B9450 の CPU は第10世代、Nano は第11世代なので、スペックは Nano のほうがちょっと上か。

ThinkPad X1 Nano|最軽量でパワフルなラップトップ | レノボ・ ジャパンレノボ ThinkPad X1 Nanoは、重量が1キログラム以下の13インチのLenovo製ノートパソコンで、第11世代のインテル・パワー・プロセッサーを搭載し、お求めやすい価格になっています。www.lenovo.com ASUS ExpertBook B9 B9450FA | ASUS 日本ASUS ExpertBook B9 B9450FAは極限まで無駄を削ぎ落とし、高い堅牢性と圧倒的なモビリティー性能を実現した次世代のモバイルノートPCです。最長約24時間駆動のバッテリーや大容量デュアルストレージ、タッチパッドがテンキーになるNumberPadに対応。プライベートからビジネスまで毎日使われることを想定して、デザイン性と軽さ、性能とバッテリーライフや堅牢性、全てを満たすモバイルノートPCをつくり上げました。www.asus.com

メルカリで B9(Core i7-10510U・メモリ 16GB・SSD 1TB)が4万円で出ているのを見つけたものの、悩んでいる間に売れてしまい。その後で見つけたのが、ヤフオクの X1 Nano Gen 1 です。Core i5-1130G7・メモリ 16GB・SSD 512GB、ランク C、純正のアダプターと箱つき。お値段は 45,980円で、入札したのは私だけでした。

人生初のヤフオクにして、初落札。年甲斐もなくちょっとドキドキした(笑)。

支払いは PayPay で、貯まっていたポイントが約1,000円分、クーポンが1,000円、前からチャージしてあった残高が約7,000円。かなり得した気分です。チャージしてあった分は、自分のお金ですけど。

届いて確かめたら、外観はきれいで、バッテリーは新品の9割が残っていて、充放電は29回。ランク C とは。

Omarchy を入れた

USB から Omarchy を入れました。BIOS で Secure Boot を切っておくくらいで、あとはインストーラーの言うとおりに進めるだけ。Omarchy はインストールが速いと聞いていたけど、X1 Nano でも2分とかからなかったです。

インストールが終わってログインしたら、通知に従って Wi-Fi の設定、アップデート、AI エージェント選択、指紋登録。そして、おもむろにターミナルを開いて claude。Omarchy には、最初から Claude Code が入っているんですわ。認証を済ませたら、あとは頼むだけ。Remote Control(スマホからでもセッションを操作できるやつ)は、もちろんオンで。

設定は Claude Code に頼んだ

マジで本当に設定ファイルは一行も書いてないし読んでもいないです。全部 Claude Code にやってもらいました。私がやったことは、指紋認証で sudo を通すことと、設定が期待通りかを確認することぐらい。

以下、頼み方の例です。実際に打った文そのままではなく、今から頼むならこう書く、という形に直してあります。

ssh

mac とこのマシンで、お互いに ssh で入れるようにして。

mac の Claude ともやりとりをして、鍵の作成から何から、全部やってくれました。

日本語の入力と表示

日本語を入力できるようにして。画面の表示も日本語にして。

入力の仕組みは最初から入っていて、足したのは Mozc だけだったみたい。漢字が韓国語の字形で出ていたらしく、そこも勝手に直してくれました。

ついでに、スペースキーの左右にある「変換」「無変換」で IME の ON/OFF ができるようにしてもらった。

テーマ

テーマをいくつか試したい。それと、ウィンドウは基本少し透けさせて、読みづらいときだけキー1つで不透明に切り替えたい。

テーマは Catppuccin にしました。デフォルト壁紙のトトロが決め手でした。透明度の切り替えは Super + Backspace に割り当ててもらいました。

Catppuccin のテーマで、透けたターミナルで fastfetch を流し、後ろにトトロの壁紙が見えるデスクトップ

RunCat もどき

mac の RunCat みたいなシステムモニターを、上のバーに出せない?

上のバーの右端に出た RunCat もどき(猫の横の 2% が CPU の負荷)

出ました。途中でバーが透明になってビビりましたが、バーの真ん中をダブルクリックすると透明と不透明が切り替わるっていうだけでした。

パスワードの同期

KeePassXC のデータベースを、このマシン・mac・Windows・iPhone・iPad で同期したい。どのクラウドストレージがいい?

Dropbox は無料だとつなげるのが3台まで、というのをすっかり忘れてました。Google Drive に置いて、X1 Nano からは rclone でつなぐ形にしました。mac と Windows は公式の Google Drive クライアントアプリで同期して、iPad と iPhone は KeePassTouch から KeePassium に乗り換えました。

キーボードとマウスを mac と共有する

このマシンのキーボードとマウスで、mac も操作したい。

最初は Lan Mouse を入れたものの、私の IME 切り替え方法と合わなかったのかな?ちょっと経緯は忘れてしまいましたが、最終的に Deskflow を使っています。

外部キーボードを本体の上に載せる

Bluetooth 接続の外部キーボードを尊師スタイルで使いたい。載せている間は内蔵のキーボードとトラックポイントを止めて、外したら戻るようにして。

ノートPC本体のキーボードの上に外部キーボードを置くという、Linuxer やプログラマーなら誰しも一度は憧れる、あのスタイル。外部キーボードがつながったら本体のキーボードを自動で止めて、外したら戻す。念のため、メニューからマウスでも切り替えられるようにしてくれました。

音声入力

音声入力を日本語で使えるようにして。キーを押している間だけ聞き取る形で、キーボードの下のほうのキーで使いたい。日本語入力がオンのときでも使えるようにして。

Omarchy には Voxtype という音声入力が入っていますが、最初は英語だけの設定です。日本語にしてもらい、キーもデフォルトの F9 に加えて、本体キーボードでは「カタカナ・ひらがな・ローマ字」キー、外部キーボードでは Fn + 右の Ctrl で音声入力できるようにしました。

また、IME ON で音声入力すると途中で変換候補が出て止まってしまうことがあったので、音声入力開始時に IME OFF となるようにしてもらいました。

ローカル動作なので認識・入力に数秒かかりますが、あるのとないのとでは大違いですね。便利です。

その他のカスタマイズ

  • ターミナルアプリはデフォルトの foot から Alacritty に変えた
  • ブラウザはデフォルトの Chromium から Google Chrome に変えた
  • メールクライアントは入れず、Gmail を Web アプリとして登録して、メールのリンク(mailto:)も Gmail で開くようにした
  • ウィンドウレイアウトを自動分割(dwindle)から横並び(scrolling)にして、初期ウィンドウ幅も 0.97 にした
  • 検証用に、Ubuntu(GNOME)の VM を 24.04 と 26.04 の2つ立てた

まとめ

Omarchy はいいぞ。

開発でよく使うアプリがプリインストールされているだけでなく、使いやすく設定されているし、ターミナルやブラウザなど好みで切り替えることもできる。難点としては、作り込まれているがゆえの「作法」を覚えるのに少し時間がかかること。

インストールして、設定して、まだ1日、2日というところだが、それでももう戻れない感はある。M1 Mac mini 2020 よ、今までご苦労だった。これからは X1 Nano が私のメインマシンだ。

でわでわ。

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